
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第25章 おまけ②奥山心中
「旅館の仲居って大変なんですか?」
煌太が恐る恐る女将に聞くと――――…女将は「フフフ」と、含み笑うと…
「ホワイト企業じゃぁ…ないわね」
と、怪しげに笑った。
その後、鈴蘭館に向う事にしたが――――…
「疲れた――――…」
と、白馬が早々にギブアップした。
運転疲れが出たらしい…若いのに――――情けない!
って、運転出来るのが白馬しかいないのだがら…こいつに倒れられたら厄介だ…。
その日の聞き込みや捜索は…終了となった――――…。
しかし、俺はこれでいいと…思っていた。
