【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
《はじめまして、ペガサス・ルイです。
君たちの冒険を直接聞きたいのだけど――――…今度会えないかな?》
煌太はコメントを流し読みしたが――――…すんなり理解できなかった。
「…は?会って――――話す?」
何度か読み返して、ようやく理解した煌太は、驚きのあまり持っていたスマホを落としかけた!
「は?マジで?――――は、白馬に言わないと!!」
早速、白馬に連絡を取る煌太だったが…
まさか、サイト側から直接話が聞きたなんて言われるとは思っていなかった煌太は、部屋をウロウロし緊張を振り払おうとした。
しかし、何度見ても――――…コメントの文面が変わることはなく…まだ、会うと決めた訳じゃないのにすでに緊張した。