【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
白馬の見せた写真にペガサスは一瞬時を止めた。
「やっぱり――――…知ってます…よね?」
白馬は更にクイッと写真をペガサスの方に押し出す。
すると、一瞬見せた緊張顔がフッとほぐれた。
「すごいね君たちは、彼のことまで見つけたんだ。勘がいいのか…当たりを引くのが上手いか…“見えてるか”だね」
ペガサスの“見えてるか”と言う言葉に煌太は眉を歪ませる。
「ま、彼にたどり着いた――――ってことは…彼の事を聞きたいから俺に会うことを決めたってことかな?」
「話が早くて助かります」
白馬は煌太と目を合わせ少し安堵の表情を見せた。