【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
「はぁ、でも――――良かったよ…君たちが何も見ていなくて」
安心するペガサスに顔を見合わせる二人。
「そういえば、俺たち色々と寄り道して情報を集めたんですよ!
駄菓子屋の婆さんとか被害者の通っていた小学校とか!」
すると、その話にペガサスは驚いた顔をする。
「え!?君たち…聞き込みもしたのかい?すごいなぁ…オカルト好きもそこまでくると…マニアだね。で、どんな情報を掴んだんだい?」
ペガサスは驚きつつも身を乗り出した。
「――――つ~か、ペガサスさんが知ってる情報を知ってる…的なことだと俺は思うんですけど?」
白馬はペガサスを試すかのように――――…
“成小坂 櫟(なるこざか くぬぎ)”の写真を見せた。