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冷静に考えてみれば、８組のペアルック（パンツだけど）なんだから、７組が決まった時点で、勝敗は確定する。つまり、最後の２人は同色ペアに決まっているからだ。

それでも確認するのがテレビというもので、一番おいしい（とされる）純白が棹尾（とうび）を飾った。

いや、真実は赤組（すなわち私たち）が最後だったのだが、そこはテレビだ。ディレクターの鶴の一声が通った。

まとめると、８色16枚の全員のパンツが正面から撮られ、２階以上の12人は脚立（梯子）でスカートの中を覗かれたわけだ。

収録が終わった。

仕事と割り切ってやった私たちなのに、見る側は欲情するのだろうか。

なんか申し訳ない気がした。
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