未成熟の誘惑
第2章 強奪
俺は幼女に手頃な服を着せて、近くのホテルに連れていった。
ロリコンじゃない俺は幼い身体に興味はないが、風呂くらい入れた方がいいと思ったからだ。
幼女は特に抵抗を見せることもなかったが、敵対心はまだ消えていないようだ。
だがそれでいい。
俺は別に、正義のヒーローのようにこいつを助けたのではない。
「とりあえず一安心はしていいが、俺のことは信用するな」
素っ裸の幼女は無言で頷いた。
まだ震えは止まっていない。
「ほら、後ろも洗うから」
小さい身体に泡を塗りたくるのは、ケーキにホイップを塗るようで楽しい。
その時ふと、あまりの不謹慎さに嘲笑がこみ上げてきた。
何故なら……
ケーキは食べるものだから。