痴漢マニア
第2章 夜行バス
百合は自分の体がびくっと震えたのを感じで目を覚ました。
『んっ…』
なんだかセックスしている時のような快感に襲われる。
身体中をまさぐられ、乳首をぺろぺろと舐められるような。
『はぁ…っ、んっ』
百合は乳首がすごく弱くて、元彼に乳首だけでイかされたこともあった。
その時と同じような快感が百合の体を走っている。
『んぅ…っ、』
「起きた…?」
耳元で男に囁かれた。
『ぇっ、?』
百合は血の気が引いた。本当に触られていたんだ!
思わずアイマスクを取ろうとするが、男の手に止められる。
「気持ちよかったでしょ?抵抗しなければ、もっと気持ちよくしてあげるよ…」
どうやらTシャツはめくられ、おっぱいを露出させられているらしく、直接乳首をコリコリ刺激される。
『んっ…ぁっ…』
「アイマスクは取っちゃダメね。分かった…?」
百合はもう抗えず、こくっと頷いてみせた。