痴漢マニア
第8章 試着室
ある日、百合は新しい下着を買いに来ていた。
新しくオープンした下着屋があると聞いて、初めてやってきたお店は、セクシーな雰囲気のものが多く並べられていた。
百合が気になって手にとったものは、総レースで出来たノンワイヤーの柔らかいブラだった。
これで胸が支えられるのかなあ…と思って眺めていると、「ご試着されますか?」と声をかけられた。
ぱっと顔を上げると男の人で少し身構えたが、店長というバッジを見て肩の力を抜いた。
『そうですね、お願いします』
男はにこっと笑って、百合を奥の試着室へ案内した。