痴漢マニア
第8章 試着室
男は百合に続いて試着室に入り、カーテンを閉めた。
「こちらちょっと普通の下着と付け方が異なりますので、お手伝いさせていただいてもよろしいですか?」
『えっと…わかりました』
「ありがとうございます。では、一度上半身を全て脱いでください」
はい、と返事をして、百合は着ていたブラウスを脱ぎ、下着も取った。
ミニスカートだけの心許ない格好になり、百合は胸を腕で隠してちらっと男の顔を見上げた。
「それでは着けていきますね…申し訳ありませんが、腕をどけていただけますか?」
『はい…』