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痴漢マニア

第11章 図書館



百合は大学の課題を仕上げるため、近所の図書館にきていた。


本を持ってきて、3人並んで座れる席の真ん中に座り、パソコンを開いた。


しばらくそうしていると、両隣に男が座ったのが分かった。


百合は気にせずにパソコンと向き合っていたが、なんだか両方ともやけに自分に近く座っているような気がしていた。


すると、左の男がペンを落としてしまった。

ペンは百合の足元まで転がったので取ろうとしたが、『自分で取るので大丈夫ですよ』と言われてしまった。


男は席を降りて机の下に潜り込み、百合の足元で止まった。

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