
世界で一番尊いあなた(嵐)
第5章 覚悟
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楽屋 和也side
雅紀「ジングルベールジングルベール♪」
和也「相葉さん、うるさい」
季節はすっかりクリスマス
そのせいで相葉さんは最近、ずっとこの調子だ
あれからもうすぐ3週間が経過する
翔ちゃんとは仕事以外で会話を交わすどころか、目も合わなくなってしまった
もう完全に、終わってしまったのかもしれない
それでも俺は諦めきれなくて、
収録とか、取材とか
翔ちゃんと会える機会があればかかさずまだやり直す気がありますよ〜アピールをしてきた
まあ、振られたのは俺なんだけど
和也(あーあ。クリスマス、どうしよう)
クリスマスの夜は翔ちゃんと過ごそうと
俺の中で勝手に決まっていた
それがなくなったのならほんとにただのひとりぼっちの寂しいクリスマスになる
適当に女の子でも誘ってチヤホヤされるのも悪くないが、女の子はなんだかめんどくさいなと、最近思うようになってしまった
和也(何か…いい案、ないかなあ)
和也「…相葉さんは…クリスマスなんか予定あんの?」
雅紀「えっ!俺?なんで?」
和也「あ…いやだって、めちゃくちゃノリノリだからさ。楽しみなのかなーって」
雅紀「うーん…まあ、そうだね。あるっちゃあるけど…ただの飲み会だよ。ノリノリなのはクリスマスって雰囲気が好きなだけ。あと俺誕生日だし!」
和也「相葉さんの誕生日はイブでしょ。…はいはい、でもちゃんとプレゼント用意してるから大丈夫」
雅紀「わーい!にの大好き〜♪」
相葉さんは嬉しそうに両手を上げてはしゃいでいる
今は特に彼女もいないようだがストレスフリーな感じがして、少し羨ましかった
和也(飲み会か…俺も誰かと行くかな…)
はしゃぐ相葉さんを眺めながらそんなことを考えていると、俺のiPhoneから着信が聞こえた
和也「ごめん、相葉さん。ちょいでんわ」
画面を見るとそこには 三島 と表示されていた
結局あれからあの6人とは特に険悪のムードになることも無く、以前と同じように付き合っている
ただ、あいつらはだいぶ酔っていたように見えたので記憶が曖昧なのだけかもしれない。例の件について触れてきたのは三島本人だけだった
「酔った勢いで申し訳ない、俺はお前のこと友達として好きだけど、恋愛感情とかないから」
次の日の夜それだけ送られてきた
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楽屋 和也side
雅紀「ジングルベールジングルベール♪」
和也「相葉さん、うるさい」
季節はすっかりクリスマス
そのせいで相葉さんは最近、ずっとこの調子だ
あれからもうすぐ3週間が経過する
翔ちゃんとは仕事以外で会話を交わすどころか、目も合わなくなってしまった
もう完全に、終わってしまったのかもしれない
それでも俺は諦めきれなくて、
収録とか、取材とか
翔ちゃんと会える機会があればかかさずまだやり直す気がありますよ〜アピールをしてきた
まあ、振られたのは俺なんだけど
和也(あーあ。クリスマス、どうしよう)
クリスマスの夜は翔ちゃんと過ごそうと
俺の中で勝手に決まっていた
それがなくなったのならほんとにただのひとりぼっちの寂しいクリスマスになる
適当に女の子でも誘ってチヤホヤされるのも悪くないが、女の子はなんだかめんどくさいなと、最近思うようになってしまった
和也(何か…いい案、ないかなあ)
和也「…相葉さんは…クリスマスなんか予定あんの?」
雅紀「えっ!俺?なんで?」
和也「あ…いやだって、めちゃくちゃノリノリだからさ。楽しみなのかなーって」
雅紀「うーん…まあ、そうだね。あるっちゃあるけど…ただの飲み会だよ。ノリノリなのはクリスマスって雰囲気が好きなだけ。あと俺誕生日だし!」
和也「相葉さんの誕生日はイブでしょ。…はいはい、でもちゃんとプレゼント用意してるから大丈夫」
雅紀「わーい!にの大好き〜♪」
相葉さんは嬉しそうに両手を上げてはしゃいでいる
今は特に彼女もいないようだがストレスフリーな感じがして、少し羨ましかった
和也(飲み会か…俺も誰かと行くかな…)
はしゃぐ相葉さんを眺めながらそんなことを考えていると、俺のiPhoneから着信が聞こえた
和也「ごめん、相葉さん。ちょいでんわ」
画面を見るとそこには 三島 と表示されていた
結局あれからあの6人とは特に険悪のムードになることも無く、以前と同じように付き合っている
ただ、あいつらはだいぶ酔っていたように見えたので記憶が曖昧なのだけかもしれない。例の件について触れてきたのは三島本人だけだった
「酔った勢いで申し訳ない、俺はお前のこと友達として好きだけど、恋愛感情とかないから」
次の日の夜それだけ送られてきた
