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世界で一番尊いあなた(嵐)

第8章 ホワイトクリスマス

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櫻井宅


和也「えっと…お邪魔します…」

その瞬間、ふわっと翔ちゃんの香りがした
というか、この空間がもう
翔ちゃんの香りで包まれていて
まるで夢でも見ているかのようだった

和也「わぁ…っひろい」

翔ちゃんの家に足を踏み入れるのは初めてだった
貴方がいつも、ここから俺を思ってくれてたんだ なんてことも考えてしまう

翔「にの、こっち」

長い廊下を進むと、リビングがあって
俺はその隣の部屋に案内された

ベッドルームだった

モダンなキングサイズのベッド。
暗めに設定されたライトがいやらしい雰囲気を演出する

和也「翔ちゃん…えっと…」

翔「…にの…」


翔「抱いて…いい…?」

和也「っ!」

掠れた声だった
俺の頬を、微熱な指先で撫でる
眉間にシワをよせて、息遣いも荒くなって

和也(ああ…俺で…欲情してくれてる…)

断るはずがない
俺はそんな貴方が愛おしくて
「貴方に抱かれたい」とキスで返事をした

和也「んっ…///」

俺の心が貴方で満たされていく

翔「ぅん…っ」

翔ちゃんの舌が俺の舌にいやらしく絡みついて
もうそれだけで溶けてしまいそうだ

貴方の鼻息、あなたの唇、
全部感じたくて夢中になってたら息をするのを忘れていた

それでも全然苦しくなくて
このまま死んでしまっても俺は構わない

和也「んっ…はぁ…っ」

翔ちゃんの唾液と、俺の唾液が混ざりあって
唇から糸を引く

翔「にの…っかわいい…っ…!」

和也「んっ//」

俺は勢いよくベッドに押し倒された
その瞬間、翔ちゃんの香りで包まれる

和也(今日は…翔ちゃんの香りと一緒に抱かれるんだ…)

翔ちゃんは
俺の身体にたくさんキスをしながら服を脱がせていく

首にも、胸にも、お腹にも

その度、ビクンと反応してしまう
俺の身体と俺のソレ

翔「はぁ…っはぁ…っ…にのっ…大丈夫…?」

和也「だいじょ、ぶっ…//しょうちゃん…っもっと…っもっとしょうちゃん…っちかくにかんじさせて…っ」

翔「ああ…。俺の事しか…っ考えられないようにしてやるよ…っ」

和也「っあ…っ! //」

もうとっくに、
あなたのことしか考えられない俺になってしまっている

だけど、もっとそうさせて

俺の世界を…貴方だけのものにして…!

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