
世界で一番尊いあなた(嵐)
第9章 この5人で
和也(…なに…?)
3人は嬉しそうに顔を見合って、おう! っと一言声を合わせた
智「そうなった時には俺達が全力でサポートするって決めてたんだ」
雅紀「マスコミとか、マスコミとか、マスコミとか!俺らが絶対守ってあげる!」
潤「だから2人は、何も気にしなくていい。俺たちに任せて。」
和也「…そんな…こと…っ」
和也(…3人は…俺たちをどこまでも守ってくれる…)
翔「〜〜っ」
雅紀「あ!また泣いてる!」
潤「今日は涙腺弱いね〜」
和也(俺たちのこと…そんなにも大切に思ってくれて…ありがとう…っ)
和也「…っ…ほんとっ…ありがとう…っ」
智「こっちもだよ〜。にーの、よしよし」
雅紀「あー!翔くん!リーダーがにののことよしよししてるよ!いいの?いいの?」
翔「っ…俺がっよしよしするぅ…っ」
潤「よしよしされるのは翔くんだろ、これ(笑)」
里「ほらほら、もうすぐ撮影始まるからスタッフが呼びに来ちゃうよ!泣き止め〜」
こうやって打ち明けてみると、
悩んでた日々がすごく昔のことみたいに思えた
たくさん泣いて、たくさん苦しんだ日々
そんな日々にも、なにか大切な意味があったのかもしれない
…でもまた、あの苦しみが俺たちを縛った時
きっと絶望の淵に立たされることになるだろう
だけど…だけど、今の俺たちにはこんなに素敵な3人がついてる
何があっても、もう大丈夫だ。
俺達のことをこんなにも大切に思ってくれる、この3人がいれば…
俺達は無敵だ
