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君と僕の世界(嵐)

第5章 遊園地デート

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収録前 楽屋


雅紀「これありがとうね~!まさか3人ともお揃いだとは思わなくてさ、びっくりしたよ!」


智「俺、もう財布につけた。さっそくスタッフさんに気づかれたよ」


翔「ははは、喜んでもらえてよかったよ」


やはり、3人が食いついたのはお揃いのストラップだった。想像通りの風景が目の前に繰り広げられていてまさにデジャブ。


潤「いや~、でもまさかディズニーシーに行ったなんてね、すげーよ」


雅紀「言ってくれればさ、ねえ!ついてってSPくらいしたのに~!」


翔「ありがとう、でもさすがにそこまで気を遣わせるわけにはいかないよ」


智「バレてない…?大丈夫…?」


和也「た、たぶん!バレてない!ちゃんと変装したし思った以上にみんな周り見てなかった、たぶん」


雅紀「多分が気になるな〜」


バレてない自信はあるが、もしかしたら気づいていた人がいるかもしれない…でもSNSで拡散されてる様子もないし…きっと大丈夫…。


潤「あ、そういえばニノ、作詞終わったの?」


雅紀「あ〜〜!だいぶ悩んでるみたいだったもんね。もしまだなら何か協力できることがあれば…」


和也「ふっふっふ」


和也「そんなのもうとっくに終わったよ!」


潤「ええ?!マジ?!」


雅紀「ちょっと、早く言ってよ!みせて!」


あの日、夢の国を離脱した俺は翔ちゃんの家に帰宅し、寝ずに書斎に籠ると、アイデアが浮かびに浮かんでアンサーソングまで作れそうな勢いだった。
おかけで翌日はただのおっさんだったと思う。疲れで。

和也「今回は力作だからね〜どうしようかな〜」


雅紀「みたいみたい!みたーい!」


翔「勿体ぶらないで見せてあげなよ」


和也「翔ちゃんが言うなら仕方ないな〜…はい、ババーン!」


雅紀「うわ、ほんとにびっしり!」


潤「すごい…やっぱニノは才能あるわ…。中身みていい?」


和也「も〜〜ちょっとだけだよ〜?」


今回はかなり自信がある。
予定通り、前回までとは正反対な甘い甘いラブソングに仕上がった。同じ人間が書いたものとは思えないほど。

智「へえ〜へへへ、見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうな、これ」


潤「かなり路線変更したじゃない。これ、勘づかれるんじゃないの?」


和也「今さら変えられませーん」

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