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ヌードモデルのオール・デイ・ロング

第5章 第二の処女喪失

ただし、この迎撃は速度を上げてしまう。こすられる痛みは倍加された。

「詩織、息を吐いて」

彼に言われたとおりにすると、息苦しさと緊張が少しだけやわらいだ。

でも、「もう二度としないから、今は我慢してくれ」と彼は言い、動き出した。

ローションをかき出すことにもなる無慈悲な動きに新たな痛みが発掘されていく。

「ぐっ、ぐっ、ぐわっ、 ああっ」

声が悲鳴になっていき、長い長い時間を耐えたように感じた。

妊娠する危険がないというのが唯一の利点だろうが、
彼は発することはせず、屹立したままで抜きとった。

私は浴室の床に倒れこんだ。

出血さえ免れたが、座薬など遥かに超える巨大な侵入物に破壊された器官は痛みを訴え続けた。

一方で、彼にすべてを与えたという達成感と、
彼が、私が今まで体を許してきた他の男性を超越した存在になったことの喜びをかみしめていた。

お尻まるだしの全裸というみじめな姿だけど、ほんとうに幸せだった。


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