年の差は媚薬
第3章 4章
「入って」
と、自殺志願者を救出するように優しく彼の腕を取って中に引き入れた。
「ごめんね、ちょっと寝ちゃってた。分からないことあったんだ?ごめんね」
と彼の背中を押しながら、リビングに続く廊下を一緒に歩いた。
「お母さんは?まだ仕事?」
「さっき電話があって、引き継ぎの人が倒れたんで、お母さんが代わりに仕事することになったんです…今日は帰らないって…」
「……」
突然初セックスの場所と時間を獲得した思春期のカップルみたいに、彼は「パソコンを教わりに」という”口実”を作ったのだろう。
中年オヤジがこの手法を使ったらキモイだけだが、ショウタなら許せる。
…っていうか、ショウタはパソコンすら持ってきていない…(笑)
と、自殺志願者を救出するように優しく彼の腕を取って中に引き入れた。
「ごめんね、ちょっと寝ちゃってた。分からないことあったんだ?ごめんね」
と彼の背中を押しながら、リビングに続く廊下を一緒に歩いた。
「お母さんは?まだ仕事?」
「さっき電話があって、引き継ぎの人が倒れたんで、お母さんが代わりに仕事することになったんです…今日は帰らないって…」
「……」
突然初セックスの場所と時間を獲得した思春期のカップルみたいに、彼は「パソコンを教わりに」という”口実”を作ったのだろう。
中年オヤジがこの手法を使ったらキモイだけだが、ショウタなら許せる。
…っていうか、ショウタはパソコンすら持ってきていない…(笑)