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年の差は媚薬

第6章 7章

必死になって「ネトラレ」「セックス鑑賞」「スワッピング」といったものの交流サイトを探した。

昔からある信用できるサイトを見つけ、アカウントを作って登録する。

「ネトラレ募集・当方40歳女性・夫が鑑賞希望」


私は、私と知らない男がセックスしているところをショウタに鑑賞させることにした。

その時はオナニーも解禁していいだろう。

噂通り、募集をかけたら20人もの男性からメールが来た。

正直誰でも良かったが、あとでトラブルを起こしそうなのを省いていくと、ショウタと同じくらいの年頃、雰囲気の男性に目星を立てた。

そのほうが「嫉妬」が強くなると思ったから…


-----私はいつからこんな女になったんだろう?

結婚しているときは、亭主の方がめちゃくちゃで私の方が常識人だった。

仕事は転々とするし、パチンコは辞めないし酒はバカみたいに飲む。

挙句に「浮気」だ。

だから離婚を決意したときには、向こうの両親も私に味方した。


でも今の私はあの時のクソ亭主以下のことをしている…。


時折閃くように現れる私の中の”善意”みたいなものは、とうてい「性欲」を抑えることはできなかった。

ショウタをいたぶり、奴隷のように従わせ、快感にあえぐときが今の私のすべてだ。

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