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年の差は媚薬

第2章 3章

ショウタがやって来る土曜日に、あの母親同伴だったら嫌だな…

そんなことを考えながら1週間が過ぎた。

この1週間、私はまるで少女だった。

部屋を何度も掃除したり、お茶やお茶菓子を入れる食器をショッピングモールに買いに行ったり、美容室に行ったり、ムダ毛処理もした。

そうしている自分を、無表情で見つめるもう一人の自分の存在にも気づいていた。


ショウタは「彼氏」ではなく、高校生で、そして私のパソコンの生徒である。

そんなことは分かっているが、体が反応するのだ。

ショウタを迎え入れる準備は、「脳」で考えるのではなく下腹部付近から行動の信号が出ているようだった。

ほぼ無意識に、そしてふんわりとした幸福感に包まれながら1週間を使い切った。


土曜日の朝、シャワーをしている時、いつも以上に念入りにアソコを洗う自分を発見したとき、我に返って少し笑ってしまった。

「だから、違うって」

と、自分自身にツッコミを入れたが、結局は一番お気に入りのパンツとブラを付けていた。


前にショウタがこの部屋に入ったときよりも、その日は緊張していた。

とにかく今の望みは「母親が一緒に来ないこと」だ。


「ピンポーン♪」

とチャイムが鳴ったとき、ドスンッとオリモノが下りた。


「チッ、洗い直しだな」

とつぶやきながらドアを開けた。

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