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年の差は媚薬

第2章 3章

彼は「性欲」はないんだろうか?

いや、あっても私みたいなババアには欲情しないか…。

42歳つったら、若い学校の先生よりも上だしな。

でも、17歳の男の子っていったら、1日に10回位オナニーする印象があるけどな。


穴という穴に入れたがるような気がするけど。

私をオカズに、すでに何発か抜いてるんだろうか?

2秒ほどでこんなことを空想した。


この1週間でいろんな可能性を考えてみた。


ヘタをすると、部屋に入るなり、貪りついてくるパターンもありかと思っていたが、ショウタは相変わらず礼儀正しい。

「久美さん、これってどうやるんでしたっけ?」

妄想にふける私をよそに、ショウタはパソコンに向かって四苦八苦していた」

「ああ、それね。こうやるのよ」

と、体をショウタにくっつけて座り直すと、彼の体が突然硬直しように思えた。

『はは~ん、こいつ”モード”に入ったな?』

私の女のニオイを嗅いだのか、接触した胸の柔らかさに反応したのか分からないけど、ショウタが「性モード」に突入したのを確信した。


その緊張した姿は、ものすごく可愛く見え、それと同時に少し“イジメタイ”という感情が私の中に芽生える…。

私は彼にお茶のおかわりを持ってくると言って、ソファーから離れた。

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