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一夫多妻な三姉妹

第8章 幸福

その日から、4人で乱交しているとき、姉の行動に変化が現れた。

リョウに挿入されたとき、サッサと自分で絶頂し、私達に「射精」を譲るのだ。

私はその行動から姉の愛情をヒシヒシと感じ、できるだけ無駄のないように、リョウの性液を体の中に吸い込んだ。

以前までは口の中で射精させてそれを飲み込んだりしていたが、確実に膣で受け止めるように変えた。


私と奈々は、妊娠している姉に最大限の注意を払い、守ろうとした。

ネットで妊婦がするべきさまざまなことを調べ、それを姉に提案した。

私はユニクロで何枚も体を暖められるようなショーツや靴下などを買って上げ、妊婦が取らなくてはいけない「葉酸」のサプリメントなども買った。


少しぬけている奈々は「ずいきがいいらしいよ」と言ってきたが、私が「それは母乳出やすくするもんだよ、まだ早いよ!」と言うと、姉妹3人で笑い転げた。

それでも奈々の愛情は間違いのないものであり、彼女の気遣いと努力に心が洗われるようだった。


……でも、もし私や奈々が妊娠して子供ができたらどうなるのだろう??

本当ならばその子どもたちは「いとこ」になるはずだが、この状態ならば「腹違いの兄弟」ということになる…。

世間一般の常識からは大きく離れた状態だったが、私は気に病むことはなかった。

姉妹の愛情とリョウとの強い関係性があれば、一般常識など軽く乗り越えられる自信もある。


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