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一夫多妻な三姉妹

第9章 不安

これまで姉妹で「等分」していたセックスの比率は、姉の妊娠発覚後に変化した。

姉は体をいたわりあまりハードに交われないことと、私と妹に妊娠を促したい気持ちとで、少し控えるようになったのだ。

その余剰分を私と奈々は貪った。肉体的、性的飢餓は、リョウが現れてからここ半年で随分と緩和された。

その代わりに「妊娠したい」という本能的が願望がリョウを求め、以前にも増して回数が増えた。


よくよく考えるとリョウは凄い。

彼は多分毎日休むことなく、1日に6~7回以上は射精をしている。

さすがに夜にもなると、イッタとしてもペニスから精液が発射されなかったが、翌日になるとちゃんと新しい精液を見ることができた。


相変わらず私達姉妹に対して敬語で話し、そして言いなりになっているリョウを見て少し不安になることもあった。

「私のこと好き?愛してる?」

などと、姉妹はリョウに頻繁にたずねていた。

そしてリョウに半ば無理やり「愛してます」の言葉を出させたが、それはセックスの快感を高めるためのアイテムでもあったし、この異様な関係に対する不安を解消するためのものでもあった。

感情表現が薄いリョウなので、大きな不安にはならないが、どこかそこだけには不満を感じていた。

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