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稜線で

第1章 あるときの過ち

僕の人間性なんて、たったちっぽけな人間性なんて、なんの問題もない。

貴女のたった一度の人生に、なんの問題もない。

身体の中身まで愛してあげる。

快楽に溺れよう。

ひたすらに。

ひたすらに。

一日中。

一年中。

ずっと。

ずっと。

一瞬も逃さず、貴女と一つになりたい。

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