テキストサイズ

カントリーロード

第5章 蜜月

そんなこと、彼女はもちろん知っていて、僕の様子をみて楽しんでいるのだった。

僕が焦れて、焦れて、その揺れる前髪や、指先で唇を撫でる仕草に卒倒しそうになっているのを見て、喜んでいるのだった。

「どうしたの?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ