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愛のことば 「改訂版」

第1章 愛のことば

         13

 どれだけのあいだ、そうして泣きつづけていたのかわかりません。
 気持ちよさだけを、感じていたからです。
 しばらくしまして、直さんが、ダイヤちゃんのキスをやめて、わたしを抱いてくれました。
 そして、優しくキスしてくれました。
 「瞳ちゃん」
 「はい」
 「すこし
  休んだほうが
  いい?」
 「どうして」
 「アイちゃんに
  入りたいの」
 「いいよ
  入ってほしい
  大丈夫
  アイちゃんも
  入ってほしいと
  言ってるわ」
 直さんは、わたしを、優しく抱きしめてくれて、膝を立ててと言いました。
 直さんのあれが、アイちゃんに入ってきます。
 すこしずつすこしずつ、優しく優しく、入ってくれるのです。
 だけど、すこし入ったところで、止まりました。
 「瞳ちゃん
  このまま待つね」
 と言って、優しくキスしてくれるのです。
 すこしといっても、直さんのあれが、入っているのはわかります。
 たぶん、処女膜に届かないところで、止まってくれているのでしょう。
 そういえば、処女膜を言い換えるのを、忘れていました。
 こんな状態なのに、そんなことを思い出しました。

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