
愛のことば 「改訂版」
第1章 愛のことば
7
直さんの言葉が、それから、ずっと、わたしを、悩ませました。
直さんは、いい人だし、一緒に食事をするのは楽しい。
直さんとなら、セックスしてもいいかな、とは思います。
でも、それは、直さんの言う「私でも」だろう。
わたしに、誰かが、瞳さんでもいいから、と言ったら、何のことであれ、嫌な気持ちになります。
直さんの言っているのは、そういうことなのです。
そんな悩みは悩みとして、直さんとは、その後もデートをしました。
そのなかで、性の話がでました。
そのとき、言葉を、オブラートに包んでくれたら、嬉しいと言ったのです。
「じゃあ
一つひとつ
言い換えてみようか」
「うん」
「まず
瞳ちゃんの
あそこは
アイちゃん」
「アイちゃん?」
「瞳ではないかもしれないけど
目のアイ
これなら
かわいいだろう」
「アイちゃんか」
「次に
おっぱいは
マシュマロ」
「それいい」
「ルビーは
わかるね」
「マシュマロの…」
「ダイヤは」
「わからない」
「愛しあうとき
一番輝くところ」
「あっ」
「そう
まさに
ダイヤモンドだ」
「そうね
輝くものね」
「はじめてのとき
はばんでいる
門番は?」
「門番?」
「膜」
「あっ」
「なんて言おう」
「うーん」
「次までの
宿題」
「えーっ」
直さんの言葉が、それから、ずっと、わたしを、悩ませました。
直さんは、いい人だし、一緒に食事をするのは楽しい。
直さんとなら、セックスしてもいいかな、とは思います。
でも、それは、直さんの言う「私でも」だろう。
わたしに、誰かが、瞳さんでもいいから、と言ったら、何のことであれ、嫌な気持ちになります。
直さんの言っているのは、そういうことなのです。
そんな悩みは悩みとして、直さんとは、その後もデートをしました。
そのなかで、性の話がでました。
そのとき、言葉を、オブラートに包んでくれたら、嬉しいと言ったのです。
「じゃあ
一つひとつ
言い換えてみようか」
「うん」
「まず
瞳ちゃんの
あそこは
アイちゃん」
「アイちゃん?」
「瞳ではないかもしれないけど
目のアイ
これなら
かわいいだろう」
「アイちゃんか」
「次に
おっぱいは
マシュマロ」
「それいい」
「ルビーは
わかるね」
「マシュマロの…」
「ダイヤは」
「わからない」
「愛しあうとき
一番輝くところ」
「あっ」
「そう
まさに
ダイヤモンドだ」
「そうね
輝くものね」
「はじめてのとき
はばんでいる
門番は?」
「門番?」
「膜」
「あっ」
「なんて言おう」
「うーん」
「次までの
宿題」
「えーっ」
