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ハザマ

第1章 独白

今日、電話が かかってきた 。 
家庭裁判所からだ。 
申立書を却下されるのではないのかと不安に思っていたが受理されたようで収入印紙と切手の催促だった。 

摩訶不思議なのは調査嘱託の依頼をしたのだがそれは却下したとの話。 

よくもまあそれで審判できることだと、 摩訶不思議に思うのだが、 俺が考えている以上に裁判というものは安直のようだ。  

法律を紐解いてみて裁判官というものは物事の時系列に沿って物事を審判してくれると思っていること自体が俺の誤りなのかもしれない。 

そのように考えてくると裁判というものは非常に陳腐なものに思えてくるのだ。 

ともかくこの収入印紙を 家庭裁判所に 送ったところで適当な審判が下されるのは分かっているので、そのままにしておこう。 

ともかくそこでつき刺さらないように情報公開を求めたものの回答がなされるように県に催促をしておいた。 

ともかくこういったことを8年も考え続けてくるとこちらも気が滅入ってくる挙句の果てには、あいつの尻拭いを俺が 取ることになりそうだ 正直くたばって欲しいと思えてくるよ。 

あいつは、酷い。 

暴力・窃盗・器物損壊 ・火事、 様々な罪がある。 

今となってはあいつは刑事事件にかけられていないことをで 適当に逃げ切っているように見受けられるのだ。 

さすがにこれには怒りを覚える。

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