テキストサイズ

二分のイチ

第1章 半分のイチ

時々思う。
俺って不十分だと。
足りないと。
何をしていても、何を得ても。
俺は百パーセントじゃないと。

例えば、午前三時半頃、夜空を見上げて見たときに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ