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ヌードモデルは潮噴き禁止です

第1章 知らなかった

バスローブでのインタビューを早送りすると、
唐突に肌をさらしたヒロインが映った。

ショーツ一枚で、両手をロープで縛られ、宙吊りにされていた。

ひどいな。ここまで非現実にしないと刺激がなくなるというのだろうか。

黒いブリーフ一枚の男優の手がショーツの中に入った。
吊るされたヒロインにできることは、身をよじって、あえぐことだけだ。

もう一人、同じような男優が加わり、ヒロインは前後から責められ、あえぎ声が高まり、乱れた。

ショーツに隠されているからモザイクがない。
うごめく男優の手の位置が如実にわかってしまう。
アップになったお尻がものすごくイヤラシイ。

さらに恥ずかしいことに、現実世界では彼氏が目を覚ましてしまった。

すぐに状況を確認した彼は、私の乳房を手で覆ってきた。
しかし、それ以上のことはしてこないのは、私を画面に集中させるつもりだろうか。

その画面で、不思議なことが起きた。
責められるヒロインの下半身から、大量の液体がほとばしったのだ。

おしっこ? いや、違う。

その時、彼が言った。
──そう言えば、詩織は潮吹きしないよな。

潮吹き?

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