『ヌードモデルは潮噴き禁止です』第2章「証明された」　4ページ

小中大テキストサイズ

ヌードモデルは潮噴き禁止です

第2章証明された

潮吹き体質というものがあるらしい。

また、滝のように流れ落ちたり、ピュッピュッと飛んだり、現象としては様々らしい。

私だって、彼にほぐされるとしっぽり濡れるから、ショーツは早めに脱いでおく。
最近はシーツにバスタオルを敷いておくこともある。
経験を積んだおかげで愛液が増えたという自覚があるからだ。

やがてこれが溢れてしまうのだろうか。

ヌードモデルをやっている最中に濡れそうになったことは──ある。

覚えているのは、筋肉観察のためにとらされた長座開脚ポーズのときだった。
性器がノーガードだから不可抗力とするしかなかった。

もし、モデル台の上で潮吹きなんて現象が起きたらどうしょう？
▼
──どこまでされたら潮を吹くか試しておいたほうがいいかな？

彼がもっともらしいことを言う。

白状すると、モデルとして裸になった時点で、ほぼ100％乳首は立っている。
四つんばいや開脚など、恥ずかしいポーズのときは、湿っている。
この時、触られたらアウトだろう。
恐らく、したたる。