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ヌードモデルは潮噴き禁止です

第3章 確認された

両手首をまとめて縛られているが、宙吊りではなく、つまさきは床についていた。

アンドロメダ姫として描かれたときと同じだが、脱ぎかけのようなレオタードに美的センスはない。

しかも彼は私の背後に回り、ピシピシとプラスチックの物差しでお尻や背中を打ってきた。

強くはしないから痛みもほとんどないが、慣れないレオタードが恥ずかしく、幼稚なSM行為なのに必要以上に感じてしまうのを自覚できた。

レオタードをずらされ、乳房が露出しても、彼はまだ後ろにいた。
乳房は打たれることはなく、そのかわり、大胆に揉みほぐされた。

「あ、ああ……」

あっけなく乳首を立たせただけで胸への責めは終わり、彼の指はレオタードをかいくぐって──お尻に来た。

「あっ!」

信じられない。
ショーツの上から触るなんて。

これは、まずいかも。

一度だけとはいえ、肛門は制圧されている。
それ以降、性行為の前はシャワー等で浄めてはいるが、まだ強い抵抗がある箇所には違いない。

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