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死角関係~女3男1の四角関係~

第9章 私は男を見る目があった!!

「いいから、いいから」


翔馬は泡まみれの身体で
私をギュッと抱き締める。


「今日一日ずっと環奈のことが
頭から離れなかった。早くこうしたかった」

「今日だけ?」

「昨日より今日。今日より明日。
それが永遠に続く」

「言い切れるの?…んッ」


唇が重なると、私を抱く力が強くなる。

大袈裟な言葉であっても
翔馬が口にすると
不思議と自然に受け入れられる。

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