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死角関係~女3男1の四角関係~

第3章 私は浮気するタイプじゃない

「…そうでしたか」


平良さん一人ということは
晴菜ちゃんの親権は母親…か。


「今時離婚なんて珍しくありませんから。
それより菜々美先生?大丈夫です?」

「ぁッ…ホントだ…結構酷いですね」


翔馬の自宅に向かう途中で
通り雨に遭ってしまい
傘を持っていなかった私は
かなりのずぶ濡れ状態。


「タオルお持ちします。少しお待ちを」

「でも平良さん、出掛けるんじゃ…」

「コンビニに晩飯を買いに行こうと
しただけですから、気になさらずに」

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