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死角関係~女3男1の四角関係~

第4章 僕は何がしたいのか

その裸体に視線を反らすどころか
つい見とれてしまった。

それは中世の壁画のようだった。

壊れているであろうマッサージチェアに
友紀は座る。

そういえば、この部室の扉には
“マッサージ同好会”という札が貼られていた。


『翔馬も脱いでッ』


僕は友紀の指示に従い、裸になった。

なぜ何の躊躇いもなく裸になったかというと
この状況を儀式だと思える何かがあった。


『翔馬は華奢ねッ。ますます気に入ったッ。
先ず、私の身体に触れてみてッ』

『どこにですか?』

『翔馬が一番興味があるところッ』

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