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同日、構内をふらついていると
『ちょっといい？』と声を掛けられ
それが友紀との初対面だった。


『僕…ですか？』

『ぅん。めっちゃタイプ。一目惚れしたッ』

『僕に？』

『だからそうなんだってばッ。
ねッ、ちょっとこっちにおいでよッ』


瞬時に腕を掴まれると
現在使われていないであろう
サークルの部室に連れていかされた。


『名前は？私は“友紀”ここの卒業生』

『小泉翔馬…です。卒業見込みです』

『翔馬はお見受けしたところ…童貞ねッ』

『はい』


すると友紀は『童貞♪童貞♪』と
鼻歌まじりに裸になった。