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死角関係~女3男1の四角関係~

第5章 私は友達なんて簡単に裏切る

こうなったら菜々美に別れ話をさせるしかない。

非番の私は菜々美が勤める第三分院に出向く。


「菜々美、話がある」

「いいよ。午後の往診まで時間あるから」


医者同士の話し合いとなれば
屋上と相場が決まっている。


「早速だけど、菜々美、翔馬以外に
男居るでしょ?」

「ぇ?ぁッ、ぅん」


動揺するどころか
顔を赤く染め、照れてる。


「翔馬と別れないの?」

「そうなるよね…ぅん…華子はどう思う?」


私に聞くか?普通。

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