死角関係~女3男1の四角関係~
第6章 私は男を見る目があった?
「おはよ…翔馬…ちょっと診てほしい…」
「よくここが分かったな」
午前中の診察を終えた翔馬は
使われていない病室で
昼寝をしていた。
「前にここで爆睡してる翔馬を
見掛けたことがあったから」
当時、入院病棟で徳井先生を見掛け
こっそり追い掛けているうちに
この病室に辿り着いた。
「秘密の場所だったんだけど…
で?顔色悪いな。寝不足か」
「ぅん…徳井先生と別れた」
「あぁ…第九十八分院に異動らしいね」
「ホステスの嫁も連れていくんだって。
島でハブに噛まれて死ねばいい」
「聴診器持ってないけど」
「触診でいい。変なところ触らないでよ」
「よくここが分かったな」
午前中の診察を終えた翔馬は
使われていない病室で
昼寝をしていた。
「前にここで爆睡してる翔馬を
見掛けたことがあったから」
当時、入院病棟で徳井先生を見掛け
こっそり追い掛けているうちに
この病室に辿り着いた。
「秘密の場所だったんだけど…
で?顔色悪いな。寝不足か」
「ぅん…徳井先生と別れた」
「あぁ…第九十八分院に異動らしいね」
「ホステスの嫁も連れていくんだって。
島でハブに噛まれて死ねばいい」
「聴診器持ってないけど」
「触診でいい。変なところ触らないでよ」