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桃尻少年

第2章 始まりは屋上

高校に入学してから1ヶ月が経ち、微妙に学校にも馴染んで来た頃のこと。


次弥はインターネットのゲームを朝までやり続け、まだ続けたい気持ちを押し殺し学校へと向かった。


登校中はよかった。
完徹のテンションは結構高い。いつもよりも足取りも軽いし、1・2時間目の授業も冴えてる。


が、3時間目…人には限界がある。

古文の授業は心地よく眠りに誘ってくれて…コクッコクッと堕ちそうになるのを堪えた。


先生の咳払いで、目をパチパチと開いて閉じて…一生懸命眠気と闘うが…段々気持ち悪くなる。


やばい。
まじでヤバイ!!

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