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桃尻少年

第5章 恋人

学校でも、もちろん次弥への愛情表現が続く…。


休み時間…
すっと肩から胸元に手が滑り込んで来るからハッとした。

その手は紛れもなく清人の手。



「キィ…。」


「ん?!」


ん?!じゃない!!ここ学校!!

怒り心頭で睨みつけると、ニコニコして頬を撫でてくる。


「そそる顔。層やって俺だけを…。」


見てろとでも言う気だと察した次弥は、清人を引っ張り教室から出た。


「頼むから、学校ではいつも通りにしてくれ!!」

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