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桃尻少年

第5章 恋人

「ツグミ…マジで愛してる。」


いつからこの鍵を用意していたのだろうかと、清人は考えると…次弥が愛おしくてたまらない。

こんな事ならもっと前に、次弥を好きだと言っておけばよかったという思いも出てくるほど。

これまで通りと言ってるそばから、キスの嵐が降り注いだのは言うまでもない。



「やばい、勃っちった!!」


「ちょっ…清人?!」


「我慢出来ない。」


「我慢しろ!!家に帰るまで我慢しろって!!」


「じゃ、今すぐ帰ろう!この鍵で!!」



ギャンギャン騒ぎながら…結局、屋上に出た2人は、始めて会った場所で、始めとは違うカタチで、体を重ね合わせたのでした。

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