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逆ハー戦隊シャドウファイブ

第5章 5 作戦会議

「そうだ。スカート付けてやれよ。スーツに」
「ああ、それいいな。ピンクが女って一目瞭然じゃん。最初からそうしとけばよかったな」
「しょうがない。そうするか」
「ありがとうございます!」

良かった。身体のラインが出てるだけでも恥ずかしかったのに、下着まで脱がされるところだった。

「ついでに明後日からはうちを手伝ってもらうか。怪人もしばらくでないからスーツも持ってくると良い。僕が直す」
「は、はい。よろしくお願いします」
「じゃ、明日は休みで、来週から青音のところね」
「サイドカーこっち持ってきておくよ。出動の時は頼む」
「わかった」
「このへんで解散。お疲れ様」
「おつかれー」
「お疲れ様です」

湯呑を下げたほうがいいかなと思い、お盆に乗せようとすると「いいよ」と青音さんが制する。

「あ、はあ」
「来週からは僕が君を仕込むから、それから頼む」
「し、仕込む……」

こうして私は来週から『アンティークショップ・紺碧』のアルバイトをすることになった。

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