
でも、愛している
第1章 でも、愛している
3
「できたよ」
二人で、できたものをテーブルに並べていきました。
ビールをグラスに注いで、
「カンパイ!」
「カンパイ!」
「美味しい!」
「よかった」
「ステーキは
こんなふうに
なにもつけないのも
美味しいね」
「岩塩と胡椒
それにガーリックだけは
すこし
振っているけどね」
「このサラダも
美味しい」
「萌絵ちゃんは
ほんとに
美味しそうに
食べるね」
「だって
美味しいんだもん」
「萌絵ちゃんは
食欲も
性欲と同じように
旺盛なんだね」
「もう!
エッチ!」
そうなのだ。清さんはこんなふうに、突然エッチなことを言います。
でも、ポンと言うだけで、そのあと下ネタに流れることはありません。
そしてその言いかたも、
「萌絵ちゃんは」
とか、
「萌絵ちゃんが」
と、わたしをもとにしたものなのです。
それは、愛しあうときも、一緒です。
わたしが気持ちよくなるようにと、愛してくれるのです。
「できたよ」
二人で、できたものをテーブルに並べていきました。
ビールをグラスに注いで、
「カンパイ!」
「カンパイ!」
「美味しい!」
「よかった」
「ステーキは
こんなふうに
なにもつけないのも
美味しいね」
「岩塩と胡椒
それにガーリックだけは
すこし
振っているけどね」
「このサラダも
美味しい」
「萌絵ちゃんは
ほんとに
美味しそうに
食べるね」
「だって
美味しいんだもん」
「萌絵ちゃんは
食欲も
性欲と同じように
旺盛なんだね」
「もう!
エッチ!」
そうなのだ。清さんはこんなふうに、突然エッチなことを言います。
でも、ポンと言うだけで、そのあと下ネタに流れることはありません。
そしてその言いかたも、
「萌絵ちゃんは」
とか、
「萌絵ちゃんが」
と、わたしをもとにしたものなのです。
それは、愛しあうときも、一緒です。
わたしが気持ちよくなるようにと、愛してくれるのです。
