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愛はメロデイにのって

第1章 愛は、メロディにのって

         8

 望さんに先にシャワーを浴びてもらって、用意してあったガウンを着てもらい、わたしも浴びて一緒に寝室に行きました。
 「百合さん
  プレゼントの包装紙を
  とりますね」
 「はい」
 望さんが、わたしのガウンを脱がしてくれまして、望さんもガウンを脱ぎまして、わたしを、お姫さま抱っこをして、ベッドに降ろしてくれました。
 それから、わたしを、優しく抱いてくれました。
 わたしを、じっと見つめて、
 「百合さん
  好きです」
 「わたしも
  望さんが
  大好き」
 望さんが、そっと優しくキスしてくれました。
 望さんの唇を、わたしの唇に、そっと触れるだけの優しいキスです。
 そして、望さんの唇を、わたしの唇にあわせたまま、吸ってくれはじめました。
 わたしも、望さんの唇を吸いました。
 そのキスが、だんだん濃くなっていきました。
 あわせていた唇が、おおきく開いてきましたので、わたしから、舌を入れまして、望さんの舌を、撫でてあげました。
 望さんは、キスをしてくれながら、わたしのからだを、撫でてくれはじめました。
 優しく優しく、触れるか触れないかのソフトタッチで、撫でてくれるのです。
 耳を、首を、胸を、そして、わたしの草むらを、優しく優しく撫でてくれるのです。
 胸を撫でてくれていたかと思うと、耳を撫でてくれます。
 その望さんの手が、こんどは草むらを撫でてくれまして、胸のあたりを撫ではじめるのです。
 望さんは、そんなふうに、わたしのからだ中を撫でてくれながら、
 「百合さん
  大好き」
 と、言ってくれます。

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