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虚無

第12章 アクセント

水面鏡に写る嘘に惹かれて

騙されているとも知らず吸い込まれていた

パッと弾けて崩れ去った

未知なところに

自ら飛び込んだ


自分を偽って相手を騙し懐に入る


相手の気も知らず


弄んだ挙句、相手を傷つける


好みの味なんか忘れて


新たに密に依存する


今は満ちていても、いつか余る

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