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銀河巡礼

第2章  二の月




夜は

孤独ではないだろうか


昼がまとう喧騒も

朝のかたわらにある清しさも持たず



ただ 闇をかかえるばかりの夜は

ひとりきりではないのだろうか…



そうして僕は

小さな窓辺に灯りをともす






(了)


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