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銀河巡礼

第17章  三の月 Ⅱ




静まれ、鎮まれ…



窓硝子を打つ雨風に

首をすくめながら夜をぬけ

伏し目がちな空の広がる朝



散りのこる木蓮の

清廉な白さが 嬉しく、

悲しい






~木蓮


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