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銀河巡礼

第19章 五の月 Ⅱ




風が吹く

たたずむ心を揺らしながら



風は吹く

したたる緑の息づかいとなって



声が

歌が

いざなう地平の彼方…



僕は 片ひざをつき

靴ひもを結びなおす






~緑風


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