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銀河巡礼

第22章 八の月 Ⅱ




葉ずれ 葉隠れ 葉陰の憩い

清しき風になに想う



愛しいひとの髪ひとすじ

からめて纏わる指先の

ひやりと甘い香りを想う



想い 想われ 尽きせぬ想い

炎暑を越えて 君へととどけ






~葉月


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