テキストサイズ

銀河巡礼

第31章 五の月 Ⅲ




私はあなたの声を聴く

夢に

うつつに

胸さわがせるあなたの声を



触れることの叶わぬひとの

聴くことの叶わぬ声…



けれどそれは

私のなかで響きつづける

今も

これからも

静かに深く 怜悧にやさしく






〜響


ストーリーメニュー

TOPTOPへ