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銀河巡礼

第34章 八の月 Ⅲ




葉月の風が

いちめんの向日葵をざわめかせ

青空へ駆け登る



誘われて

雲をめざす麦わら帽子

海色のりぼんゆらゆらと…



見送る足元に

ひときわ蒼く影がたつ






〜葉月


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