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銀河巡礼

第43章 七の月 Ⅳ




とろりと重い闇をふるわせ

風が吹く



魔の吐息ならば ただ過ぎよ



天使のため息ならば

しばしとどまり

閉じるまぶたに口づけよ



眠りの国ははるかに遠い






〜熱帯夜


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